邪気論での治療と溶連菌が目立ちます

 先月の「いつまでも寒いですねぇ」の挨拶から、今月に入って突如の春を飛び越して初夏の陽気では、身体がついてこないだけでなく様々な疾患が出てきても仕方がありません。
 加えて実技に特化したテキストを執筆していると邪気論でのことを改めて調べたり整理しているのであり、邪気論での治療がより目立っている気がします。実際に割合も高くなって、男性患者では半分を超えているみたいです。
 また女性患者でも数脈のことがちょっと多めであり、この場合は陽経からの邪気論です、やっぱり。小児鍼は溶連菌に感染して熱が下がらないというケースが多いです。