本日は還暦の誕生日

本日は還暦の誕生日であります。昨年から自分で宣伝し続けてきましたし、同級生はみんな同じことをしているのだと知りましたから、悲しいことはありません。むしろ嬉しいです。
 20代へ突入したときは、まだ鍼灸師として独立していくビジョンには至らなかったものの飲酒が堂々とできるのであり近畿青年洋上大学への乗船に心を踊らせていました。
 30代へ突入したときは、雑誌への投稿をすでに開始しており、鍼灸院がすでに軌道に乗っていたので速く助手をいれることをもがいていました。1965年生の世代では結婚していて当然の風潮であり、これは心理的に苦しかったですね。
 40代へ入ったときには、結婚をして子どもが間もなく産まれてくれることに胸踊らせていました。いよいよ一家の大黒柱になれるんだと。鍼灸院も大きくなりつつありましたが、子どもの方に心は流れていました。
 50代へ入ったときには、鍼灸院の駐車場を拡張して念願のベッドを偶数台にして、その勢いも手伝って自宅をやっと建築できた安堵感があり、漢方鍼医会での立場もしっかりして業界での発言力が出てきたことを嬉しく感じていました。
 そして60代ですが、医療業界では一番活躍できる年代だと最初からここへ狙いを定めていたのであり、伝統鍼灸学会の理事になるなど夢にも思っていなかった立場を噛み締めています。滋賀漢方鍼医会公式テキストの執筆もできましたから、今まで避けていたマスコミへの出演を次は狙いたいです。