補瀉シンポジウムの打ち合わせを終えてから、他のシンポジストの先生が何を話してこられるのかも考えるようになりました。抄録を先に見せてもらえることになっているのですが、まだ届いてはいません。
まず補法と瀉法という大きな2つの括りになることは私も同じなのですが、プラスとマイナスのイメージそのままの手法を皆様は行われている感触です。少なくとも東洋はり医学会とその親戚はそうですし、経絡治療学会も同様のようです。
漢方鍼医会だけが「衛気は陽気であり文字通り補法、営気は陽気に対しては陰気になるのだから、営気の補法は結果的に身体には瀉的な作用となる」の、難経七十六難そのままをやっているようです。少なくとも第二版テキストまでは、そうでした。
でも、考えてみれば六十九難の治療法則を経絡治療系の研修会はほぼ採用しているのに、直後の七十一難や七十六難を用いず内経時代のことをやっている。そのくせ七十二難の迎随については採用しているとか、都合の良いところの切り貼りなんですね、ますます難経の筋を通すことに徹することにしました。