昨日の滋賀漢方鍼医会の月例会に参加して、今回ほどつくづく思ったことはありません。こんな研修会をやっているのに、世間の鍼灸師が知らないということを。
伝統鍼灸学会の評議員会でも話が出ていましたが、研修会や学術大会に参加している鍼灸師は一割もおらず、学習そのものをしていないほうが多いということ。その中でも伝統分野はごく僅かですが、実は鍼灸師として単独で生計を立てられているのは伝統分野のほうが多いのです。現代派は勤務しているのが多いかダブルライセンスで、それでも柔整は先細りですから昔からの治療室も厳しいのだとか。
昨日も五十肩をテーマに選んで、実技があっていろいろな知識交換になります。せめて学生時代に研修会のことを知れば、卒後に何も勉強をしないということの恐ろしさがわかりそうなものです。
そして私は開業とは数が正義だと思ってきたのであり、そのように患者数を出してきましたが、昨日ほど研修会も数が正義だと感じることはなかったのであります。絶対的に研修会の人数を増やし、伝統分野のほうが圧倒的な鍼灸の世界を目指すことを誓いましたね。