鍵の紛失がいきなりの例え話に

 鍵の話の続きになるのですが、以前にパニック障害を発病したことのある患者さんがまた発作が発生しそうになって緊急の来院をされたので、「そんなに頑張って仕事を自分だけがしても」という話になりました。
 失敗を恐れるあまりに仕事を頑張ってしまうとのことなのですけど、職種を変わったばかりでありとりあえずの業務をこなしていれば給与も勤務評価も影響はないのですが、その力の抜き方が分からないとのことです。
 「作業を単純に繰り返していると200回に一度は失敗をするといわれており、ケアレスミスをする人は決められた手順を守らないためにミスが多発するのであって、ミスを防ぐ一番の方法は決められた手順を守ることであり手順の確認をすること」という話をしていて、今日の鍵を一時紛失した決められた手順を守らなかったがゆえの例え話がいきなり役立ってしまったというのか、笑い話になっていたのでありました。

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