治療が変化してきています

 立春になったことと寒さが緩んだことどちらも要因なのでしょうが、治療が最近少し変化しています。
 脾虚肝実証が多くなっていることは報告済みなのですけど、肝虚や腎虚の時に六十九難でそのまま親経が使えなかった時には剛柔から該当する腑を補うことで菽法ピッタリの脉状が苦もなく作れており、これで治療成績も上がっていました。そして陽経の処置という点でも、とても楽に通過できていました。
 ところが、六十九難の治療法則に当てはめられないケースが増えています。それでも陽経は使っておかないと持続力がないことは経験的に分かっているので困るのですけど、今は下合穴で収まる場合が多いようです。もちろん菽法ピッタリの脉状を作ることを目標にしています。

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