ていしんを使い切れていない?

 昨日の書き込みを忘れていた出来事なのですけど、新しい助手は腹部などへの散鍼をして患者さんへの施術の第一歩をさせているところです。
 自分一人で散鍼しておいて構わない段階としているのですがある患者さんの確認をするといつもと違って脉も腹部も落ち着いた反応ではありません。決して悪くしているのではないのですが、落ち着いた状態にないのです。
 これは衛気の手法だけやった?」と尋ねたなら荘だというので、営気の手法をさせると見事に落ち着くのです。ですから、標治法レベルにおいてはその患者ごとに衛気と営気の適応があるのです。
 新人がやってもしっかり確認できるのに、どうしてベテランがこのことに気付かないのか・認めないのか不思議でなりません。毫鍼の時代には私も気付きませんでしたが、ていしんを使い切れていない?

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