鍼を手渡しするということ

 昨日は次の助手の二回目の実習を行っていたことと、長男を午前中に二階で預かっていたなどしていたので、思わず書き込みを忘れてしまっていました。
 実習では最初は付き添いを付けてではありますが受付でお金も扱うようになり、電話の応対から新患さんを案内するなど臨床室で必要なことを具体的に行うようになってきています。
 そして前回に練習はしてあったのですけど、ベッドを移動してきた時にはていしんを手渡すことも。衛生面から鍼を手渡しするというのはという意見もあるでしょうが、そこは絶対に刺さらない接触だけのていしんの強みです。
 過去の先輩たちは修行にはいる時、鍼箱を風呂敷に包むことやら師匠へ手渡すところから始まったと聞いておりますし、私も師匠へ手渡しすることで治療の流れというものを必ず自分の中でもイメージすることが出来たように思います。鍼を手渡しするということ、「にき鍼灸院」ではこれからも大切にしていきます。

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