橈骨形状突起

 取穴書作成委員会での検証作業で大発見されたことを、昨日の滋賀漢方鍼医会の例会でもみんなに検証してもらいました。性格にはこれから追試をしてもらうという形で、改めて検証作業をしたわけではありませんけど・・・。
 一番のビックリは、脉診をする時に中指を当てて基準点としていた橈骨の膨隆部。あそこを「橈骨形状突起」と胸を張って呼んでいましたし実技指導の時にもそのように呼称していたのですけど、橈骨形状突起は下端にある指先に向かって突出している小さな突起のことであり、解剖学的な名称が膨隆部にはなかったんですね。
 検証作業の途中でこれが判明した時、呆然とすることを通り越して全員笑いが止まらなくなってしまいましたね。このことをすぐに書きたかったのですけど、例会で公開するまで黙っているのが大変でした。

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