やはり気が抜けていたようです

 先ほどのどうにもならない全身倦怠ですが、スポーツをしてきて午後に眠いことがあっても一度数分昼寝をすれば解消していたものがいつまでも眠気がとれませんし、倦怠感もそれほど変化がないので、ベッドがうまくあいたところで治療をしました。
 脉診すると案の定というか、開いた脉の典型でありすなわち気の抜けた脉です。本治法は剛柔を用いて右大腸経の合谷、証としては肝虚陰虚証ということでした。
 標治法は助手に行ってもらったのですけど、本治法の段階で膀胱経を気が下っていく感じがあったのですが、全身にそれが巡ってくるようになり、ほぼいつもの体調へ戻った手応えです。
 今、次の患者さんの治療をしてきたのですけど全身が心地よい暖かさになっていますし、声がしっかり出ていることに気づきました。男の低い声の部分、すっかり抜けていたということはやはり気が抜けてしまっていたのでしょう。

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