ぞうきん絞り

 にき鍼灸院では「ぞうきん絞り」の暗号で通っているのですけど、肘や手首に痛みを訴えて来院される患者さんのほとんどは元陰が肩甲骨周囲にあるため、一番手近にある布団代わりになっているタオルを絞ってもらうことで痛みの軽減を確認する方法です。
 フライパンを持つと手首が痛くてというお母さんでも持たないわけにはいかないのでどうしているかというと、無意識に脇を締めて痛みの軽減をさせています。脇を締めることで痛みが軽減するということは、元陰が肩甲骨周囲にあるという証拠です。
 これを確かめるために西洋医学的には神経圧迫を起こしている箇所という表現になるのでしょうけど、肩甲骨周囲の該当する堅くなっている部分を指で押さえ込んでタオルを絞っても痛みが軽減していることを確認してもらうことを表現しています。

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