「今後もなりやすい」というのが一番の問題で、

 昨日からまたニュースが出てきていて今朝などはトップで報道しているところもあったのですけど、東京の接骨院で行われていた不正請求による保険料の需給については、今後大きな問題になっていきそうです。というより、今まで医療関係ということで政治的に手の出しづらかった部分に自らしっぽを出してしまったので、一網打尽にされてしまう可能性が高いでしょう。
 以前から指摘されていた、「部位回し」という治療期間満了になると次の部位で引き続き請求をする方法や、保険料が入ってくるのは数ヶ月後なので立て替え払いをする仲介業の存在とそこがやっている水増し請求と元の段階で当たり前に行われてきた水増し請求、そして今回は芸能人も多く関与することになった保険証の名義貸し。
 何が一番問題かというと、パソコンで作成した書類だけで実際の診療が行われていないのに暴力団の資金源になってしまっていたこと、今後もなりやすいことです。
 「今後もなりやすい」というのが一番の問題で、接骨院の関係者はこれから相当にというレベルではなく、ものすごい逆風にさらされてしまうでしょう。医療というものは「技術」が全てなのです。もちろん人格が必要なのは、前提条件です。

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