ぎっくり腰(その6)

 しかし、急性の腰椎ヘルニアですから痛みがまだ強く、下側の円皮鍼を抜いてしまうとせっかく軽くなっていた痛みが戻ってくるのはちょっとつらいです。
 それで膀胱兪に施していた下側の円皮鍼を流注より少し内側でやり直すことにしたなら、やはり少しですが経絡の流れ肩を重くするものの一時間前の状態とは相当に違います。
 円皮鍼の持つ鎮静効果がこの場合は有効ということで、経絡を狙っての打ち込みと沈静を狙っての打ち込みは共存できるものの、流注には十分な注意が必要だということになります。

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