昨年の秋に、毎月メンテナンスで来院されているおじいさんが急に寝返りさえ困難なほど動作が鈍くなっていました。
大きく手が震えていたことからパーキンソン病が発症したのだと判断し、「病院で薬をもらえばすぐ元通りに動けるようになるから」と説得して、病院はすぐ近所ということですから受診してもらいました。
明くる付きになると手の小さな震えはあるものの動作が改善していたので、「パーキンソン病と言われたでしょう」と尋ねたのですけど「いや神経ですわ」ととぼけた返事しかしてくれません。でも、時間が経過すると動作が鈍くなり食後に服薬すると10分くらいで動作が軽くなるという話でしたから、ドーパミンを飲んでいるのは間違いないと思っていました。
今日は突然に用事ができたということでそのおじいさんは欠席となったのですけど、おばあさんが「カルテを見たらちゃんと病名が書いてあった」と、早期発見についてお礼を言われました。
どんな方法でも患者さんは治ればいいのであり、医療は適材適所で行われるべきという話でした。