氷で患部を冷やして凍傷に?

 「痛むときには暖めてはいけない」とパンフレットのいくつかで書いているのですけど、ご丁寧に温泉にまで行って暖めてきてくれる患者さんが相変わらず続出です。
 「痛むということはそこに炎症が発生しているのであり、炎症とは患部が腫れていることなのだからそれを暖めれば後でどうなるのか?」と説明しているのですけど、通院される前の素人療法なので今のところ防ぎようがありません。
 ところが今日の患者さん、暖めるのは失敗だったからと氷か何かで腰を冷やしていたということであり、そんな極端なことはマイナス材料になってしまうのですけどうっかりそのまま寝てしまい、患部が凍傷になっていました。問診で突っ込むと、やはりウィスキーをロックでぐいぐい飲んでいたということで、全身ほてっていたので氷が気持ちよかったらしいのですが・・・。

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