脉を整えていくという話を助手としている中で、長年やってきたことなので私の中では当たり前になっていたことなのですけど、ふと思い出したことがあります。
入門してから色々な先生に指導を受けたのですけど、時々「あれっ?この脉状で『いい脉』と表現するの?」というケースがありました。もちろん若気の至りで勘違いをしていたこともあるのですけど、明らかにモデル患者が苦しんでいることもありました。
つまり「自分がつくりたい脉」を標準にされているケースと、「理想的な脉」を標準にされているケースがあったということですね。裸の王様にはならないように、注意ですね。