名簿を見て愕然

 二年に一度ずつ漢方鍼医会では名簿の作成があるのですけど、今までデータの提出は求められてもデータ版で配布してもらうことができなかったので要望を出しておきました。
 一番最初に作成されたものについては何故かデータがあったのですけど、二十年ぶりに地方組織も含めて名簿を眺めて学前です。
 会員が変更になっているのは時の流れですから仕方ないのですけど、その数が一向に増えていないどころかじり貧です。特に中堅というか、技術が身について臨床投入できるくらいになった会員がすぐ抜けてしまっています。
 そして地方組織についても、滋賀もじり貧ではあるものの強気の発言をしている組織でさえあの程度では、とてもとても伝統鍼灸の技を守っていくレベルではありません。
 経絡治療の世界でどこか一つの会が抜け出して大きな組織にならないと技術が途絶えてしまうという危機感を以前から持っていたのですけど、足下がこれほどまでに危ない存在になっていたとは・・・。

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