病的な数脈

 今日も病的な数脈が目立ちました。単純に暑くて数脈になっているものか病的な数脈かについては経験が一番大きいのですけど、バセドーと同様に、落ちきっていないのに次がつき上がってきている感じで判定ができます。
 これを気血津液論で処理するのか五邪論で処理するのか、もしくは肝実証として処理をするのか、判定ツールがすでにあるので個人的には迷いませんけど、もし「判定ツールがなかったとしたなら?」と、ちょっと恐ろしいかもです。
 選択肢が多いということは治療への引き出しが多いということなのですけど、引き出しが多いとなるとどれを選んでおくべき七日の段階で躓いていたならもうどうにもならないということです。
 

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