陽経からの治療は楽なのですが

 それからこれだけの猛暑になると、当然ですが数脈が多くなり陽経からの治療が増えます。
 五邪論と気血津液論は、少し五邪論の方が多いかなぁというくらいですが、陽経から治療をした方が面倒なことを考えなくて済むケースが多いというのは確かです。
 陽経から治療を開始した方が標治法の数も減らせるところがありますし、動きが速いので標治法までに症状が取れてしまっていることが陰経からよりも多いからです。
 まぁでも、これはロングヒットが量産できているということであり、裏返せば空振りの危険性も高いのですから診断はやはり慎重にですね。

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