本当に腱鞘炎?えっ!

 今日は美容師をしている新患さんだったのですけど、手首の痛みを訴えられる方は決まって病院で「腱鞘炎」と診断されてきます。そして、決まって効果が上がっていません。
 これは解剖学的に肩甲骨周囲の菌組織が硬結となり神経圧迫を起こしての透営痛であり、腱鞘炎という診断そのものが大間違いです。いや、手首付近の腱が腫れていたとしてもそこには原因はないのです。
 試しにぞうきん絞りをしてもらい痛みを確かめておいてから、肩甲骨周囲の硬結を強く圧迫して神経を開放してやれば痛みは瞬間的に軽くなり、圧迫を離せば痛みが元通りになります。証はその他の症状に左右されますので、特定はできません。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です