五邪論の脉診

 10月に入り出勤ときには肌寒ささえ感じたくらいに気温が下がってきたのですけど、あまりの急激な変化に身体の付いていかない患者さんがやはり多いようです。
 夏風邪もまだまだ多いのですが、数脈が目立ちます。あるいはそこまでの数脈でもないのに、陽経から治療をする必要のある病態も多く見かけます。
 五邪論の脉診はまず三菽や六菽の浅い位置で邪の存在を見つけ出すことがポイントなのですが、本治法後の脉状は菽法それぞれの高さになっていることだと私は実践しているのですけど、どうもちょっと違ったことをしている先生もおられるようですが・・・。

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