あっぱれな行動でした

 今日の副院長には脱帽ものでした。白杖は「命を守る杖」でありながらも、使い方がどうしても激しいですから消耗品になってしまいます。
 今年の5月に破損してしまった白杖は長くてとても使いやすく手になじんでいたのですけど、前の月にどうしたことか手元のキャップが割れて取れてしまい瞬間接着剤で固定しなければと思っているうちに東京駅でキャップが飛んで、どうしようもなくなっていました。
 ここへ三日前に自転車のひき逃げに遭遇してしまい使い物にならなくなった白杖が発生したので、キャップを取ってきて交換できればといろいろと考えてみたのですけど、きっちりかしめられているので無駄な抵抗だと私は判断しました。ところが副院長は白杖を引っ張っているゴムに通してある金具を強引にこじ開け、ジャンク品の同じ先端のものをまた強引にこじ開けてから閉じてと交換をしてしまいました。既に新しい白杖の注文はしてあるのですけど、なんとも強引ながらあっぱれの行動力でした。 

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