連線

 「取穴書」作成委員会の仕事をしていることは何度も書いてきましたけど、大腸経や胃経の流注を学校で習った時には一直線ではないにしても大体は経穴を連ねた線上だと覚えてきました。
 しかし、前腕や下腿の流注は筋肉が隆起しており地球儀の緯度や経度を表す線のように膨らんだ状態とするのが妥当であり、体格差があるのですからそのように考えてこなかったことの方が今は不思議です。
 これを非公式段階で中国が「連線」という概念で説明し始めたのですけど、合意案にはこの言葉が実は盛り込まれなかったということを改めて教えてもらいちょっとショックな早朝でした。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です