現役の鍼灸師の患者さん

 現役の医者だけでなく現役の鍼灸師が来院することはそれほど珍しいことではないのですけど、漢方鍼医会以外の経絡治療家が来院するというのは話がどうしても長くなってしまいます。
 話が長くなること自体は悪いことでもなければ別ルートの情報が入ってくるのですからかなり有意義なことなのですけど、以前にお世話になった東洋はり医学会そのもの(本部)ではなく後日設立された地方限定の研究会だと、それ以上に話が長くなってしまいます。それも別にかまいません。
 昨日に来院された方は内弟子のトラブルから心配・いらいら・激怒と七情が変化する中に邪に襲われての発症ということで、結構難しい治療となりました。結果的には肝病で右陽谿を使ったのですけど、喉へ咳き込むような状態があるということで「咳嗽して寒熱往来」から経穴を選び、精神力を使い果たしての発症ということで数脈が落ち着かず、肝病から陽経の大腸経より治療をアプローチしています。
 陽経から一本のみで本治法が終了というのは、難経六十九難の治療法則がそのほとんどだと教えられた世代にとってはすぐ納得できる話ではなかったかも知れません。けれど結果良好ということで、今後交流ができればうれしい先生だと思いました。

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