寝違いの激痛、ゾーン処置と瀉法鍼の相乗効果

 予約枠はぎりぎりでちょうどに収まったのですけど、今日で目立っていたのは寝違いで首や肩上部の激痛を訴える患者さんが多かったことです。夜中が涼しかったので、思い切り寝られたからでしょうか?
 治療としてはまず本治法であり、本治法が正しくなければその後はいくら標治法をしても一度で治癒というわけには行きません。脾虚肝実証が多くなるのは必然ですけど、それだけではないので慎重に決定して、手法にも気を配ります。
 一通りの標治法をして、最後に座位で痛みの残っている箇所を瀉法鍼で処置するのがパターンなのですけど、最後まできれいに取れてしまうケースが最近非常に多いです。
 今まででも一度で治癒というケースの方が多かったのではありますけど、多少痛みが残っていて放置すれば自然回復というレベルのものが多めだったのに、最近は完全に痛みが取れてしまいます。やはりゾーン処置との相乗効果であり、治療時間もかなり短縮できています。

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