もうどれくらい前から治療に来られているのかわからないくらいの患者さんなのですけど、更年期障害に入っていることは夏からわかっていました。
いろいろなパターンを試したのですけど、結局のところ更年期障害は最後の症状が抜ける手前は集中した治療が有効なものの、そこへ至るまでの数年間は「具合が悪くなったなら飛んできてもらう」というのが一番効率的だとわかりました。
それで今朝からひどい頭痛で二度も服薬をしたのに痛みが取れず、ずっと寝込んでいてやっと夜になって来院できたのですけど、肺虚肝実証での本治法が終わって休んでもらっている時間は既に爆睡です。
「あれ、回復していた?」って、今まで何を思って何度も通院してたのと思わず突っ込んでいましたけど、そりゃ手足に1分程度で本治法をしてそのまま休んでもらうのですから、患者さんは訳がわからないですよね。もちろん今までの実績で信頼をしておとなしく休んでくれていたのですけど、爆睡していたことに患者さん本人があまりにもびっくりしていました。