バセドウ病は簡単に不問診で見抜ける

 そして今回のバセドウ病のパンフレットは、初めてプロに読んでもらうことも想定してのものだったのです。ですから、素人さんにはちんぷんかんぷんの箇所がいくつかあります。
 今までの助手たちには、「この脈状はバセドウ病だ」と実地に教えることができ、見抜けるようになった人が大半でそこまで行けば治療も簡単なのですが、問題はやはり診断ができるかどうかなのです。
 かなり特徴的な脈状をしており不問診の中でも基本的なところなのですけど、不問診ということについてあまり理解をしてくれないのが今の漢方鍼医会への不満の一つでもあります。
 もう一つの不満は何度も手法時間の修練について提案を繰り返していて可視化されたビデオもあるのに、真剣に取り上げようとしてこないところですけど、まずは一つ図で示すことにより理解して欲しかったのです。

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