プリントごっこ(その2)

 どうして「プリントごっこ」にこだわるかなのですけど、中学生の時にはまだ校内での印刷物はガリ版であり、高校生になって「プリントごっこ」の輪転基盤のようなRisoプリントが導入されて劇的に改善したことに感激し、そして平和堂でのデモに目がくらまなくなったからです。
 それでも年賀状は安い子供向けプリントセットしか手に入らず、年末にはまた憧れを持っていたので忘れられないのです。
 その割にはワープロ専用機を早くに買ってもらいましたから、住所録の管理だけでなく宛名印刷は早くから自動プリントができていたのですけどね。このアンバランスからも、よく覚えているのです。
 それと開業してからの三年間は、アルバイトの女の子にワープロ専用機で作成した原稿を「プリントごっこ」で年賀状にしてもらいましたから、思い切り楽になって嬉しかったことも覚えています。

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