決め手は陽経から剛柔でアプローチしたこと

 昨日から来院されている患者さんは、頻尿気味だったものの突然尿意が全く収まらなくなって一睡もできない状態でした。自分で運転するのも危ないということで、タクシーで来院されていました。
 治療後は全身がかなり落ち着いたのですけど、昨夜もまた頻尿が治まらないかと心配していたところ病院の薬も使いましたが、昨晩はぐっすり眠れたとのことでした。
 治療の決め手は「逆気して漏らす」を司る合穴を用いたことですが、数脈だったので陽経から剛柔を使って肝経へアプローチしています。つまり右曲池へ、邪論で営気の手法です。

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