絶叫マシン

 実は遊園地を楽しみにしていたのは、私が一番だったかも知れません。ナガシマスパーランドを前に訪れたのは次男がまだ一歳三ヶ月の時でしたから七年くらい前のことであり、幼児向けの遊具だけで絶叫マシンには乗れなかったのです。
 寒さもあって子供たちはエンジンがなかなかかからず、ジェットコースターが苦手な子供もいたということから、高いお金を出しているのに遊園地でわざわざ土産物を先に選ばなくても」というところ手下。
 けれど二日目になると絶叫マシンにも次第にエンジンがかかってきて、全盲では真っ逆さまになっている遊具はあまり恐怖を感じないもののスクリュー系のマシンはとても怖いのでありました。多分景色が見えていたなら逆さになっている状態が動いていると怖いのでしょうけど、そこはわからないのです。けれどスクリュー系統のものは空間認知が働きますから、とても怖い。
 それにいきなり単体で真っ逆さまになってくれたマシンや、うつぶせの状態になってから動いてくれたマシンなど、最後は恐怖の連続でした。

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