五十肩の痛み

 五十肩の治療で一番困るのは、夜間痛が激しいのでこれを何とかせねばならないことです。開業当初は局所へ皮内鍼をしたりなど、苦労したことを覚えています。
 深く刺鍼すると必ず失敗することは当時から分かっていたのですけど、これを解消してくれたのは難経七十五難型の肺虚肝実証の治療ができるようになってからです。
 さすがに初回から著効が発揮されたというケースは少ないものの、以前は自発痛を押さえるのに四回は掛かっていたものが最近は三回程度で済んでいます。ていしんを用いることで「やり過ぎ」が防げている印象です。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です