フラストレーションはあっても

 まぁそれでフラストレーションが二つも一気にのしかかってきましたから「仕事を増やそう」という意欲が失せてしまっていたのですけど、ありがたいことに午前中は元々予約枠がすべて埋まっていましたし、午後になると抜けてしまった分を気分が持ち直してきたので取り返して、結局28人は治療をしました。
 思い返せば10年前だと28人ならかなり伸びていた方であり、20人代前半の平均を維持するのが少ししんどいという状況でした。ベッドが一台増えたというのは大きなことなのですけど、それでもパートさんの手伝いだけで一時間に5人をこなせるようになったことの方が大きいです。
 「季節の中の漢方はり治療」は少し誤解があるのかも知れませんけど、それでも都会の先生たちは一時間に6人はこなしていないのであり、ここへまだ緊急枠を追加できるようにしてあるのですからちょっと臨床レベルが違うと感じました。時間枠が目一杯の治療室は予備的な治療など加えないのであり、そんなことをしていたならドーゼ過多になってしまうのがその先生の実力でしょう、と正面からいいたいところですが・・・。

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