録音での苦労を知っているのは、私の年代までなのかも

 伝統鍼灸学会での原稿が仕上がったので、昨日から先日に滋賀漢方鍼医会の挨拶で話をした研修会での録音についての原稿興しをしています。
 あのときにはオープンリールの歴史をきちんと調べられずに話をしていたのですが、ネットで見ると1900年には蓄音機と違った鉄製ですけどテープレコーダーが既に存在していて、第二次世界大戦では長時間録音を可能にすることによって戦争に色々な形で利用されていたとか。戦後に民政移管されたことによって用途が広がり、音質が一気に向上して知っているオープンリールデッキの形になってきたようです。
 カセットテープの時代になって一般家庭での普及が進み、ウォークマンでオーディオを持ち運ぶという形ができたのですけど、今はICレコーダーです。それもネットでデータ配信するだけですから、研修会の録音で苦労をしていたことを知っているのは、もう私の年代までなのかも知れません。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です