真熱の話から思ったこと

 前エントリーで院長ブログへ投稿予定の文章興し作業をしていると書いたのですけど、真熱のことを後半に話していました。
 真熱とは身体の真ん中に熱があるということです。体温計で測定しても発熱していないのに、自覚的には暑くて倦怠感がどうにも取れないというのが代表的な症状です。漢方鍼医会の初期に、池田政一先生が何度も話されていました。
 そして今になって思います。「陰陽調和の手法」などと垂直方向の手法を言い出しているのですけど、衛気・営気の手法で十分に治療ができています。また瀉法を先にやらなくても治療できます。いや、真熱の場合はまず補わないとうまく治療できないでしょう。

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