引退の時

 昨日の夕方に偶然なのか、連続で患者さんから聞いた話になります。
 お一人は魚屋をしていて長年強い腰痛に苦しんできたものが、一年近くかかりましたけどようやく痛みから解放されたのに、奥様が体調を崩されてしまい商売を閉じざるを得なくなったということです。
 もう一人の方はかなり以前から胸に影は映っていたものの昨年に肺がんと確認され、これは内視鏡手術で乗り越えられたのですが、もう夫婦どちらも高齢なのでちょうど「明日に商売を閉じるんです」と言われました。このタイミングでひどいめまいというのは、疲れが吹き出てきたのでしょうか。
 どちらも固定的な取引先があり、次の人たちへ引き継ぎ作業が非常に大変だったと言われました。
 ずっとずっと先の予定ではあるものの、いつかは私も鍼灸院の仕事から引退をするのですけど、うまく引き継ぎができるのかは大きな問題に身近で感じました。

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