熱中症について

 昨日に続いて猛暑であり、京都では最高気温の予想が38度ということで、もし京都駅で降りなければならないことがあったらと思うと恐ろしいです。何故かものすごい湿気ですからね。
 それでこちらも予想通りというのか、熱中症になってしまい倦怠感が抜けないからということでの来院が連続でありました。治療は証決定に従って普通に行えば、気血津液が循環され回復するので特に難しいことはありません。
 熱中症は頭ははっきりしているのに身体が動かない状態になっていて、脱水症状なら水を飲めばすぐ動けるようになるのですけど水分補給をしても動かないのであり、体内に熱がこもっていることをいいます。すると「陰陽調和の手法」では、治療は難しいことになります。
 衛気もしくは営気の手法で本治法を行い、しばらく休んでもらって経絡の力により体内のこもっている熱を押し出せてきたなら軽く標治法をして、ローラー鍼が外へ熱を逃がすのに友好的です。

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