ヘバーデン結節

 台風が接近中の土曜日、午後も7人が来院されて合計で22人、この気象状況の中で本当にありがたいことでした。
 午後はゆっくりと治療時間を掛けることができたので不思議に感じていたことをじっくり観察させてもらうと、ヘバーデン結節について治療ポイントをはっきりつかむことができました。
 ヘバーデン結節は主に更年期くらいからの女性に発生する手の指の関節変形であり、最終的には変形が固まってしまうと痛みも消失してしまうのですが変形中の痛みがつらいものです。
 私の母親もヘバーデン結節になり、変形中の痛みを訴えられていましたしその後の細かな作業が少しやりづらくなったとも聞いていました。
 当初は集毛鍼を用いることでそれなりに成果があったものの施術が痛いということで、「血の変動ではないか」と瀉法鍼に切り替えていたのですけど正直成績はそれほどよくありませんでした。
 時間節約のために瀉法鍼から邪専用ていしんに買えたということも正直ありましたが、邪専用ていしんで対処するとあれよあれよという間に痛みが回復し、時間経過の浅井ものは変形まで回復してしまうのです。
 病理を考えてみると、「変形が現在進行中ということは邪のたまり場になっているのではないか?」ということで邪専用ていしんでの追試を本格化させると、見事な再現性が得られたのです。この数週間で集中的に来院されていた患者さんに、感謝です。

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