漢方鍼医会での奇経治療18

 指テスターのみの診断で超スピーディーに行えるように開発中の漢方鍼医会での奇経治療、問題が全くないわけではなく一つはドーゼであり、もう一つは治療時間が延びてしまうことです。
 ワンオペでまだまだ十分に空き時間のある治療室はいいのですが、複数を同時進行で治療している治療室だといくら超スピーディーといいながらも3分間程度が重なると負担になってしまいます。二人で6分間必要になると、うちの治療室では耐えられない負担になります。また予約が詰まってきて一人で回れなくなってしまううれしい悲鳴が聞こえてくるかもしれません(それを目指して開発しているのですが・・・。)。
 これを回避する方法は、人海戦術です。主従の経穴にたとえば黒と赤の違う色のペンで印をつけておけば、助手にていしんを当ててもらうだけで奇経治療が成立できます。お灸と違って免許を持たない素人助手にていしんを持たせるかは治療室ごとの判断になるでしょうけど、今朝は実験的に副院長にあまり説明せずやってもらったところ効果はしっかり出せました。院長がいかに素早く正確なマークができるか、これは腕次第です。

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