奇経治療で内臓疾患へのアプローチ

今は本部学術部にコンセプトと実技方法の確認中なので次なるチャレンジを一時停止しているのですけど、夕方に十二指腸潰瘍の高校生が来院したので内臓疾患への影響力は確認していました。
 この高校生は夏休みに胃潰瘍で途中まで来院していたのですけど、あまりにわがままで予約変更ばかりするものですから最後を打ち切ってしまっていたものであり、相当に母親にしかられてから来院してきたみたいです。もちろん今朝の腹痛の苦しさがあってのものですけど、こちらもまた繰り返ししかっておきました。人に感謝ができないと、病気は治りません。
 公孫-内関の組み合わせで奇経治療から入ると、すぐお腹が温かくなり潰瘍部分の反応も半分以下となって、触診しての苦痛も半分程度になりました。本治法を行うと深い部分まで柔らかになりさらに苦痛から解放されていたのですけど、お腹がすでに温かくなっているというのは治療がやりやすかったです。

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