小児鍼の用鍼を変更しようと思います

 ちょっとした発見というか、大発見というか、発想の転換というのか、小児鍼に用いる鍼を変更しようと思います。
 昨年末に開発をした奇経のための専用鍼、長さは45mmと従来の表記では一寸ですから動き回る子供には少し短めなのですけど太さがあります。これが手のひらの中にすっぽり入ってしまうので非常に都合がいい。
 最初は小里式ていしんで両端を使い分けており、次は二木式ていしんでこれも両端を使い分けてきたのですけど、より太い鍼で陽経を処置する方が最近の子供はいい感じがしているので持ち替えて感触だけでなく脈状も確認してみたところ、太い脈状になるのです。本治法も動く相手にするものですから、左右圧を気にしなくていいので使いやすかったです。
 2020年になって、初めての改革です。まさかまさか、こんな便利な鍼になるなんて・・・。

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