常に勉強あるのみなのです

 中国のことを対岸の火事のように見ていたなら、一ヶ月間で今度は日本国中が武官に近い封鎖状態をせねばならなくなってしまった、先月の目まぐるしい展開でした。
 韓国やイタリアとかその他の感染が広がっているヨーロッパの国からすれば感染拡大が阻止されている方だと思われるのですけど、世界同時株安が一気に危機感に火をつけたと思われます。景気後退に入っていること、そんなのわかっていてずっと表面で強がっていただけなのにというのが私の感想ですけど、強がっていた分が一気にはちきれてしまい政治家を慌てさせているというのが実情でしょう。
 それで「こういうときだからこそメンテナンスが必要なんだ」という人が来院されていますから、うちの鍼灸院としては10%程度落ちているくらいなのですけど、一部の衛生製品を製造しているメーカー以外は一気に収入源で苦しんでいます。いつまでも同じペースで財布にどんどんお金が入ってくるというのは幻想で、落ち込んだときのために常に蓄財しておかねばならないということを今回学習できたでしょうか。特に鍼灸などという健康保険の外にある技術力だけが勝負の分野、リスクを回避して技術券さんもせず一生ご飯が食べられるなんてことはないのです。常に勉強あるのみなのです。

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