危機管理をする側なら

 前エントリーで昨日の夕方に突然再びの学校休止が通知されてきたことを書いたのですけど、それを知ったのは保育園の園長先生へかかってきた携帯電話からでした。
 「たくさん出たらしいのでおやすみになるらしい、嫌やわぁ」ということなのですけど、教育委員会からの通知そのものは間違いではないのでしょうけど感染者数や発生した地域の情報がすっぽり抜けています。そして対処を考えるのはいいですが、どんどん勝手に興奮されていきます。一種のパニック状態です。
 「ちょっとちょっと先生、情報が不確かな間から勝手に想像して勝手に次の話を作らないように」と突っ込みを入れました。危機管理をする側ならまず情報の確認が第一であり、情報分析から的確に人を動かしていくことがその次です。優先順位をつけることも大切です。
 ということで、滋賀県では新たに7人が確認されていたのですけど、6人はすでに確認されている感染者の家族であり、もうひとりは留学先から帰国させられてきた人ということで、クラスタが発生していたわけではありませんでした。湖南地域の父兄から休校延長の要望が強く出され、その他の市町村が足並みを揃えたというのが事実のようでした。彦根地区で新たな感染者はありませんでした。

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