第一回のの自主勉強会が終わりました

 今、新型コロナウィルス騒動後から、初めて実施した滋賀漢方鍼医会ベースの自主勉強会が終わりました。
 やはり実技をして鍼灸師の勉強は「なんぼ」であり、情報交換もメールのレベルとは格段に違います。ネットサウンド講義も普段では伝えられない情報量を届けられてはいるのですけど、即時フィードバックがないのです。
 午後から手法の実技をしていて、ていしんを逆さにしての瀉法というのがこれほど身体を動かすものだという認識がなく、「補中の瀉」が理論だけのものだとすぐわかってしまいました。脈にしか着目しておらず、全身変化を基準にしていないことがすっぐに分かります。それで実際の治療となり邪気論で治療すべきとなったとき鍼を逆さにしての瀉法を喜んで試したのですけど、これが予想外の空振り。今の所仮説ですが、渋滞には営気の手法で充満には瀉法なのかもと思っています。

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