橋本病で驚くことが2つ

 橋本病は甲状腺機能が低下する病気で、バセドウ病の真逆ではないものの反対側になる病気です。診断はバセドウ病に準じてできるのですけど、脈に触れた瞬間にわかるというほどではありません。それに数もそれほどありません。
 ところが、本日は橋本病で驚くことが2つ。午前中は十五年ぶりに来院された方で、問診ではブロークンハート症候群に思えたのですけど脈状が甲状腺のもので、それにしては甲状腺はあまり肥大していなかったのですがもう一度脈診をして、総合的に橋本病だろうと伝えたなら過去に医者で告げられたことがあったということです。短時間で診断してしまったことから、より信頼してもらえるようになりました。
 そして夕方の女子中学生、治療を開始して約一ヶ月なのですけど「橋本病は結果が現れてくるまでに回数と時間がどうしても必要だ」とは説明しておいたものの、血糖値が少ししか下がってくれなかったものが前回の治療後から200もあったのに80と下がって、しかも安定してしまったのです。コチラとしても非常に嬉しい結果になっています。

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