誤治の恐ろしさ、久々に勉強になりました

 今朝の誤治の続きなのですけど、自宅ではどうして気づかなかったかといえば左下の奥歯に痛みを感じてきたのが月曜日で、歯髄は抜いてあるものの根本が腐ってきたなら膿が蓄積しますからそのための頭痛だと思っていたのです。
 鍼灸院の小児鍼専用ベッドで横になり、脈診するとすぐ気になるのが右関上が飛び出していること。脂汗が吹き出しているので何でもありとは思っていたのですけど、病理考察は後回しに太白を探るとそれだけですぐ汗が引いていきました。衛気の手法を行うと、扇風機の風が感じられるようになり、全身が戻っていくのが分かります。そのまま掃除はサボって、ギリギリまで寝ていました。
 午前中の仕事は省エネモードで、最後になってやっと本調子です。けれどもっと治療が必要だとお弁当を食べたならまた小児鍼専用ベッドで脾虚陰虚証として治療をすると、半時間も爆睡してしまいました。誤治の恐ろしさ、久々に勉強になりました。

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