五気での時邪の治療が最近多い?

 急に涼しくなり寒さを感じるくらいになったからな手のでしょうか、ゴキでの時邪の処理が目立ちます。
 まだ季節は秋ですから肺経の経渠へ瀉的な手法を施すのですけど、状態がより鮮明というか重症だと射法であり、軽症だと営気の手法がいい感じです。本治法が終わってしばらくすると全身が暖かくなり、細かな症状も取れてしまっています。
 問題は瀉法と営気の手法の使い分けなのですけど、営気の手法は「押し流す」ことで瀉的な作用をもたらせば十分というか、抜いてしまってはバランスが不安定になってしまうものへ適応できるのではと今のところ考えています。確認方法は瀉法は流注に逆らっての警察、営気の手法は摂按で脈状が改善していることでしょうか、もちろん三点セットでも整っていなければなりません。

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