五気での季節の治療を、もっと丁寧に

 日曜日の討論会へ出演してからなのですけど、季節の治療として大阪漢方鍼医会が提唱してくれた五気に対する処置、今なら秋ですから肺経の経渠から瀉的な処置をするのですけど暑気あたりで今年は何度も劇的な効果があったことを報告したので、さらに丁寧に見ています。
 病床を問診して触診と合わせていったとき、「どうもこれでは病理考察がわからんなぁ)とか「矛盾が多いぞ)というとき、まさにこれは邪気にあたっているのですから瀉的な手法で入ることになるのであり、典型的な暑気あたり以外にも今でも使えるケースをいくつか発見しました。
 整理が停止してしまっている高校生は運動が激しいわけでもなく排卵誘発剤も効果がなかったということで、手足がとても冷たいのですけど倦怠感はないということで矛盾だらけなので経渠を摂按すると三点セットが整いますから、思い切ってやってみるとすぐ手足が暖かくなりました。
 肩こりが強くなりすぎてそこから目やにが大量になり困っているというケース、それぞれの接点があまりないので確認してみると肺虚肝実証で治療したときよりもいい感触です。逆に「これは結構矛盾しているから)と喜んで確認すると、脈状だけでなく三点全てが具崩れるものもあるので問答無用で使えるわけでもありません。でも、もっと丁寧に見極めていく必要がありそうです。

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