鶴の一声

 携帯電話料金の値下げを圧力で実行させようという今の内閣、プランが発表されて数日経過してきたなら世間での反応が出てきています。概ね私の予想通りでした。
 まず4Gが開始されスマートフォンが爆発的に伸びてきた時期の料金体系は流石に高すぎたのであり、世論の風当たりから徐々に値下げとなり昨年あたりからは欧米と比べてもものすごく高いとは言えなかったと思います。問題はプランが複雑すぎて、余計なオプションのために不必要に高くなっていることであり、それをユーザーが理解できていないのです。
 それを内閣は「NMP手数料を無料にしろ)「料金競争のために乗り換えを頻繁にできるようにせよ)と、贔屓の料理屋を作ってはいけないかのような発言を繰り返しています。そして「キャリアメールも持続的に使えるようにせよ)ですから、アナリストという人たちがようやくおかしいと言い出しました。
 どうやら作業チームがねった方針ではなく、偉いトップの人の鶴の一声に文句が言えずそのまま出してきたというのが中身だったようです。誰が鶴の一声を出したのか、今のやり方は嫌いなんです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です