五気での時邪処置

 時邪を応用した切り分けツールを活用することで、漢方鍼医会で混乱を生じている邪気論と生気論の治療体型を効率よく運用できています。どちらも活用できたほうがお得です。
 しかし、一つ困ったことは六気がベースとなっており、時邪の運用には五気をベースとしたものもあることです。五気の場合は、該当する経絡と経穴からいきなり瀉法をするのですけど、病理考察がうまく組み立てられない症状のときに非常に便利であり、即効性があったりします。
 それで色々と調べていると、五気でアプローチすべきときは該当する経穴を逆方向に警察して三点セットの反応を確認するとわかりやすいです。そして鍼を逆さに持っての瀉法を行えば、安全に治療ができてきました。

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