奇経での脈診にまた発見が

 奇経治療での脈診方法がわかったと先日書いたのですけど、本日の午前中に取穴をしながら脈診してみるとしっかりリアルタイムでも変化していることが確認できました。
 気口九道の脈診とは通常寸関尺の三部で脈診している更に内外にも脈診部位を設定しているのですけど、さすがに3つが9つに増えたものをいきなり扱うことはできませんし、知識的にもテクニック的にも大変すぎます。不問診のほうが便利ですし。
 けれど奇経が該当したり効果を発揮すると、外側の三部が一気に触れるようになります。まずはこれで候補がいくつかあったときには、最適のものを肩井の緩みと合わせて選択できるようになりました。
 そして本日は任脉が該当することがすぐわかった例で脈診しながら列缺を探っていると、ピンポイントに当たったときの変化の大きさには息を呑むほどでした。手の経血ならリアルタイムでピンポイントを探る方法は、これでできました。足の経血について試していくのが楽しみになりました。

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